昨年「内ヶ谷」を走った時に、ついやり残してしまった黒田峠に登ってきました。五月連休最終日ということで各地で渋滞が予想され、今回は自宅発としました。
家から郡上市大和を往復すると
100km超の長走りになります。
AM . 7 : 15 自宅スタート。
交通量の少ない道を選び長良川を遡ります。大した起伏はなく、スムースに距離は伸びました。
AM . 09 : 35 美並着。
AM . 10 : 20 郡上八幡着。
AM . 11 : 05 郡上市大和町落部着。
落部の公民館前で休憩し、
県道52号線内ヶ谷トンネルの登りに備えました。 
2回目ですから気負いはありません。
五月連休のことで他府県ナンバーの車が数台追い越して行きますが、しばらくすると皆Uターンして下りてきます。
この白鳥ー板取線は「であい橋」で通行止めになっており、よしんばバリケードを突破したとしても、板取入口西峠手前に大きなコンクリートブロックが道を塞いでいて、クレーン車でもない限り、通り抜けは不可能です。
くどいほど「通り抜けできません」の看板が立っているのに? 雪解けの五月連休に必ず見かける光景です。

さて、登りは急登が続きました。
まあ堅いことを言わず休憩すればいいのですから・・・。
PM . 0 : 00 内ヶ谷トンネル大和町側入口前着。

トンネル左手前に黒田峠に向かう旧道があります。
入口を見ただけで、ロードバイクで走ることが躊躇されます。
この道は一年中水が流れているでしょうか?
昨年秋もそうでした。
路面には水に濡れた枯れ葉枯れ枝が散乱し、
いやらしくコケまで生えています。
まだ新しい自転車でこんな所を走るのは、
私にはとても辛いことです。
自転車をベタベタにして、泣きながら登りました。

Oh my God !
Is this my way ? my trial?

PM . 0 : 15 黒田峠(くろんだ)着。(860m)
岐阜から77km。 木立の中の静かな峠でした。
たまにバイクが来るのでしょうか?
いくつかのタイや痕がありました。

今日は長走りなのであまりゆっくりしていられません。休息も程々に下りに掛かります。トンネルの向こう側出口にすぐ出られるものと思っていましたが、地図の見方が甘かったようです。旧道はトンネルからの新道に絡んでおり、また、「トンネルの入り口付近には必ず旧道入口があるもの」と思っていたのですが、内ヶ谷トンネルは違っていました。
落ち葉、折れ枝、石屑はもちろん、大きな岩まで崩れ落ち、自転車以外のものは通行不能です。
じきに本線に出られるものと歩くようなスピードで下っていきましたが、いつまで経っても合流しません。旧道から時々本線が見え隠れしているのですが、やっぱりダメです。
(帰宅後地図をゆっくり見てみると、旧道はトンネル入口の上を通っていて、直接本線と交わっているところはありませんでした。)

やがて本線にヒョッコリ飛び出しました。
しかし、
「遅かりし由良之助ぇ〜!」(俺はジジイか!)
楽しい下りの殆は終わっていました。

刹那的に短い下りを楽しみ、
PM . 0 : 50 であい橋着。(688m 金山)
この橋のたもとで「通行止め」のバリケード、道脇にはお地蔵様がいます。一台車があり二人の年輩の方が、地図を片手にウロウロしていました。現在置とこの先の状況を簡単に教え分かれました。なんでも板取の「ゴンニャク」という山に登りたいとのことでした。たぶん登山グループの世話役なのでしょう?

さて、この白鳥ー板取線の最低部から、西峠への登りが始まります。いきなり強烈な登りです。

誰も来ないのでしょう? 杉の枯れ枝の海になったところも。
厳しい登りでスタートしましたが、しばらくの我慢で緩くなり、やがて下り部分も。
目の前に大きなコンクリートブロックが見えてきました。 西峠へのゲートです。

PM . 1 : 40 西峠着。 (800m)
やはりG.Wの人出なのか?
こんな所にも他府県ナンバーの車が二台ありました。山菜取りのようです。

西峠でひと息入れ帰路に就きました。
ここから岐阜まで殆ど下り。気楽に行けます。
途中道の駅「ラステンほらど」で休憩、佐野坂の短いダウンヒルを楽しみ、
PM . 4 : 45 自宅帰着。

本日総走行距離 150km

やまであいましょう。
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