3/21の山歩きのあと金華山についてWebで調べてみると、小さな山であるにも関わらず細かな枝道も含め17本もの名前の付いた登山道がありました。街のど真ん中にありながら、その植生は豊かで貴重なものが多くあるそうです。手ぶらで登れる気軽さで毎日早朝登山をする人もいます。

話が変わりますがWebを歩き回っている時に気が付いたのは、GPSの使用者が非常に多くなっていることです。私の周りではma-に続いて最近Osu-Batiも使い始めました。記録整理だけでなくルート開拓も積極的なコースが考えられるようになります。先日も乗鞍高天ヶ原の新規ルート開拓に付き合いましたが、やはり位置確認が容易であることは何よりも便利で心強い見方です。安価であれば欲しいところですが、私には「猫に小判!」。「目が遠い」のでイチイチ眼鏡をかけ換えなければならず、携帯するだけで一度も使わずに帰ってきてしまいそうです。もう一つはmacに対応していないことです。地図の準備をするにもwinでなければ何も出来ません。

もうひとつ余談ですが、一ヶ月ほど前macはintelプロセッサに切り替えました。先日のニュースでは「近いうちにwin osをインストールできるmacにする」とのこと。また「macの出荷台数はPC全体の約2%程度である。」と報じていました。なんと情けないことでしょう。さんざん大幅なosの変更でユーザーのmac離れを引き起こし、挙げ句の果てに今度は「win osをインストールできるmac」とは・・・。「自分のosに誇りはないのか!」と、言いたいところです。mac用のソフトを提供するメーカーは非常に少なく、おまけにmacでは高価なソフトでもwinではfreeであったりするのです。FREEですよ! フ・リ・イ・!・! macユーザーがこんなに苦労しているのに、こうコロコロosを変更されては、そのうちソフト開発者もいなくなってしまうでしょう。まあ2%のユーザー人口ですから、PC業界では問題にもなりませんね。
長々の余談、御静聴ありがとうございます。何を書いていたのか分からなくなってしまいました。
MAC NO BAKA !


前回(3/21)からの続き
PM.1:00 岩戸公園スタート
前回の続きなので、今日のスタート地点は3/21下山した岩戸公園です。ここから岩戸トンネルの上にある大きな掘り割りまでは自転車をこいで登ります。小石がゴロゴロしていますが、ジムニーだったら行けそうな道幅です。
PM.1:15 峠(大きな掘り割り?)着。
ここから進路を北に取り232mピークを目指します。峠を出てすぐに小さな岩山に登りますが、振り返ると前回琴塚からたどったコースが見渡せました。
PM.1:30 232mピーク着。
小さなピークに立つと足下に市街地が広がり、
そして目指す金華山頂上の岐阜城が間近に見て取れます。
しかし、よくもあんな高いところに城を造ったものです。標高こそ329mと大したものではありませんが、四方は切り立っており建材などの荷揚げはどうしたのでしょう・・?
昔の人達には本当に感心させられます。
PM.210 東坂登山道分岐着。
先の232mピークからは100m程の急な下りになりました。当然、乗車不能。そして分岐に着いて分かったのですが、昔の道が付け替えられていたようです。地図では稜線をそのまま辿るのですが、私は西側のガレの端に沿って下りました。確認の為分岐から旧道を登り返すと232mピークを出てすぐの所に飛び出しました。初めてだと旧道の入り口にはまず気が付かないでしょう。
さて、ここからは「誰にも会わず」とはいきません。予想以上のハイカーが登ってきます。
金華山にはロープウェイが架かっていて、登山道も岐阜公園からのものがメインになります。この「東坂登山道」はいわばブラインドなのですが、午後2時というのにまだまだ登ってくる人がいます。大勢の観光客がいるだろう岐阜城まで、自転車を担ぎ上げることに躊躇してしまいます。
勿論、乗車して下ろうとは思いません。しかし、やはり自分のスタイルを貫いて・・・
(ただ今大袈裟な表現がありお詫び致します。)後ろめたく、うつむいて登り出しました。
道は細尾根に付けられており時々岩混じりになります。下山してくる人は私を奇異の目で見つめるか全く見ない振りをします。当然です。後ろで「あの人どこへいくんやろ?」と声がして、どんどんゝ孤独になっていきます。こういった所ではいつもの事なのですがやはり辛いです。
お爺さんが、「ホー!なんというチカラ!」と声を掛けてくれました。涙が出そうです。少し微笑んですれ違いました。私ももう仲間入りしたのか、最近爺さん婆さんが好きになりました。
貴方達が愛したこの国を私達は滅茶苦茶にしてしまいました。
(再び大袈裟な表現がありお詫び致します。)
PM.2:40 金華山頂上岐阜城着。
先ほどの分岐から30分程度で頂上に到着しました。途中大きな岩壁とお城が見渡せる良いポイントがあり、こんな小山でも迫力があります。ロープウェイで登ってきた人々と合流するとさすがにそれより先に自転車を進めることは出来ません。登山道の端に捨て、岐阜城の写真だけ撮って戻ってきました。
帰路は来た道を引き返し、分岐から岩戸公園最奥にある金華山ドライブウェイ入り口そばの登山口に下りました。いまさら登ることなどないと思っていた山ですが、まだ沢山の登山道があるようで、家でゴロゴロしている日などは精々出かけてみようと思います。
やまであいましょう。