ー 早起きできなかったので、お昼から近場に出かけてみました ー
岐阜市内には珍しい? 前方後円墳があります。
その近くの小山に以前登山道の看板を偶然見つけ、
「いつか暇な時にでも」と、思っていました。
(しらやまひめじんじゃ)は
こじんまりとしていますが、地域の人々に大切にされているようでゴミ一つ見あたりません。
この神社の裏手に登山口の看板がありました。
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PM.2:00 登山口スタート。
白山大権現参道」の立て札があり、この上に御神体が祭られているようです。人々の祈りの道なので気が引けるのですが、今日は大目に見て下さい。道がきれいに手入れされているので「遊歩道化」されているかと思いましたが、階段になっているところは殆ど無く自転車を使えそうです。
PM.2:25
権現山(190m)ピーク着。
歩き始めて少し汗ばむ頃、ひょっこり権現山頂上に飛び出しました。頂上には「奥ノ院白山大権現」が置かれ、朱塗りの鳥居がなかなか立派です。「こんな所に・・」と、意外な発見です。
岐阜の街並みを上から見ることは滅多にありません。日頃車で走っている時の地理感覚とは違ったものがあり、たまにこうして眺めることも面白いものです。木曽川方面(愛知県方向)に視界は開けており、「すぐお隣」であることを改めて認識できます。道はこの先も続いており、どうやら金華山登山道につながっているようです。下調べをして来なかったのですが、どこへ辿り着いても岐阜市内・金華山周辺のことですから、気楽にこの先をたどってみることにしました。
PM.3:00 洞山(205.6m)着。
道は小さなアップダウンを繰り返し、雑木林で視界の無い洞山頂上には「いつの間にか」という感じで到着。途中2・3カ所下へ降りる分岐がありました。今まで存在だけは知っていたのですが、直ぐ下に射撃場も確認しました。しかしながらピークを示す看板はなく、視界も殆どありません。ちょっと寂しいピークです。
気を取り直し先へ進むと、金華山方面の視界が開けてきて少しうれしくなります。道は稜線の北側をへつるように付けられており、おおかた下りになりました。どんどん歩き易くなっていきます。
今でこそR156のバイパスが通り、沿道にはいくつか郊外店が立ち並ぶようになりましたが、私にとって10年程前までは全く未知のエリアでした。車で通るだけでは分からない地理関係が良く分かり、上から見ることはなかなか面白いことです。
PM.3:45
峠(大きな掘り割り?)着。
しばらく快適に乗車することができ、峠らしい所に飛び出しました。西は岩戸公園、東は達目洞に下っているようです。調べたところ「だちぼくぼら」と読むのだそうです。岐阜に50年住んでいるのですが、初めて知りました。
まだ行動する余裕はあるのですが、午後からのスタートで情報不足はいけません。今日はこれくらいにして下りることにします。特に何が面白かった訳ではありませんが、途中岐阜城が見え出し、もう30年も登ったことがない金華山に登りたくなりました。「山屋?」の悲しさか、ピークが見えるとどうしてもそこへ行きたくなってしまうのです。少し調べものをして、次回この続きをすることにしました。
やまであいましょう。