まずは設計図
さて、切削作業の実際ですが、ボール盤の基本的な取扱要領が分からず少し練習が必要でした。 そして、もう一つ見落としていたのですが、スキーの厚みは一定していないこと。 正確な切削作業をする為には、その箇所に応じた加工設定をしなければならないのです。 大した数でなければ良いのですが、 170cmのスキーで235ヶ所×2本=470ヶ所、128cmで165ヶ所×2本=330ヶ所。 2セット加工すると800ヶ所。切削ヶ所に応じた設定をその都度調整するのは大変なことです。 20ヶ所位からは完全に自分のカンで作業することに。それでも結構な時間が掛かりました。