美濃白川の峠を順番に落としていきます。
本当のところ前回8つの峠（周回の為ひとつは重複）を越える予定でしたが、
不案内も手伝ってか？半分の4つしか回ることが出来ませんでした。
今回は、やり残した峠を走ります。
本当のところ前回8つの峠（周回の為ひとつは重複）を越える予定でしたが、
不案内も手伝ってか？半分の4つしか回ることが出来ませんでした。
今回は、やり残した峠を走ります。
前回は白川町役場の駐車場を使わせてもらいましたが、その時対岸に町営無料駐車場があることに気が付き、今回のスタート地点としました。（やはり無断というのは気が引けます）
今日はサドルの高さをもう5ミリ下げました。短足をごまかしても仕方がありません。
体調を整えるように、ゆっくり駐車場から走り出しました。膝裏の痛みは大したことはありません。
落ち着いて走り出したつもりが大失敗をしてしまいました。胡麻草峠登り口の切井を目指すのですが、
地図で見ると、真っ直ぐ延びる県道68号線をただ走っていけば良いように見えます。
ところが実際に真っ直ぐ走ると本当は「三川友渕」で右折しなければならないところを直進し、
全く気が付かず県道70号線を走っていたのです。道路標識が出ていたはずなのに「切井まで真っ直ぐ！」と思い込み、愚かにも5kmほど走ってしまいました。前傾姿勢では視界が制限されてしまいますが、それにしても間抜けです。サドル位置の調子に気が取られていたのでしょう？
今来た途中に「吉田・赤河」という標識があったことを思い出し、標識のある「栂ヶ沼橋」まで引き返して山越えすることにしました。
すぐに山に向かって登るようになりました。
急登です。
「予定外でも峠であれば儲けもの。」
と、自分に言いきかせます。
勾配はキツイのですが、
道は意外に良い感じです。
しばらくの我慢で、峠に登り詰めました。
しかし峠の印のようなものは見当たりません。
境界線となる山のように思えますが、
境界線では無いのかもしれません。
山菜取りの女性がいたので聞いてみましたが、
この土地の人ではないとのこと。
残念です。
短い下りがあって、ふたたび県道68号線に合流する事が出来ました。ここからは本当に真っ直ぐです。
坦々と走り「切井」の集落に入りました。
出合う子供達や年輩の方が挨拶をしてくれて、心和むものがあります。
小さな通りから山に向かうようになると、やや勾配を増した道は棚田の中を登るようになります。ひとしきり登ったところにお墓があり、棚田を見下ろすようになっていました。 お墓参りのシーンがある映画には、うってつけのロケーションです。
絵に描いたような美しい田舎です。
静かでスッキリした峠です。
ただ、残念なことに「峠のお地蔵さん」はいません。
ダウンヒルはちょうど良い感じでした。
AM . 11 : 30 県道70号線出合い着。
下り降りた中切から、鱒淵川沿いに次の遠ヶ根峠を目指します。
杉板が干してあったり、芝居小屋があったり、そして、
なぜか芝桜をよく見かけます。（はやりですか？）
県道70号線から72号線に入り、いよいよ遠ヶ根峠の登りに掛かります。
大きく電光形を刻んで、ゆっくり登っていきます。
我慢して登っていくと急に道幅が狭くなり、
木立の中の切り通しに到着しました。
見通しはありません。
そして、やはり峠のお地蔵様はいません。
「スバラシイ！」のひと言に尽きます。
路面状態、Rの強さ、
ダウンヒル全体のリズム、
強過ぎず弱過ぎず、
最後まで飽きさせません。
意外と長く、とても嬉しい下りでした。
次は蛭川峠です。
そして、強烈な登りが続きました。
全く手を緩めてくれません。
最初から最後まで強い登りが続きました。
これほどまでの登は滅多にないと思います。
PM . 1 : 50 蛭川峠着。(710m)
フラフラになって、
やっと辿り着いたといった感じです。
つい二日前に登ったばかりで、力まずゆっくり登ることが出来ました。
PM . 2 : 35 中野方峠着。(651m)
峠からは、殆ど下りの楽ちんランです。
PM . 3 : 15 白川町営駐車場着。
膝裏の痛みは和らいだように思えます。
コーナーでの踏ん張りもより確かになったように思えますが、まだサドルを下げた方が良さそうです。格好なんか構ってられません。
本日総走行距離 73km
