「郡上」と言えば「堀越峠」
と、言えるほど有名な峠です。
(勿論、私の中での話しですが・・・。)

今回は、先週の「大峠」を下り降り、
郡上から「堀越峠」を登る周回コースです。

AM . 7 : 30 道の駅「平成」出発。
このところ通い慣れた県道63号線を北上します。
やはり今朝も冷え込みはなく助かります。
この秋も暖かく、紅葉など見たことがありません。 
ゆっくりウォーミングアップしていくと、道端に不思議なモノを見付けました。竹ほうきの先みたいで、オレンジのグラデーションになっています。ただの雑草が紅葉したのでしょうか? ・・・何でしょう?
後日Webで調べてみると、
ホウキギ(ホウキグサ・コキア)と分かりました。
さらに走って行くと、今度は軒先いっぱいに薪を積み上げている家がありました。
こんな光景を見ると、さすがに秋の到来を感じます。
AM . 10 : 00 曽利着。(大峠ー小那比分岐)
前回は小那比から下ってきましたが、今日は分岐を左に取って大峠に向かいます。交通量の少ない静かな道だと思っていましたが、ダンプカーがヒッキリナシに走って来ます。峠のすぐ下でトンネル工事をしていて、日曜は休み、今日土曜は稼働日だったようです。 追い越される時は10年寿命が縮みます。
峠近くなると、さすがに急なツヅラとなりました。
AM . 10 : 30 大峠着。
「大峠トンネル早期実現」の大看板に出迎えてもらい、めでたく峠に到着しました。小休止後、そっけなく峠を後にしました。何といってもこの下りが楽しみで、一刻も早くスタートしたかったのです。
ダウンヒルをスタートして、直ぐ自分の迂闊さに気が付きました。ダンプカー同士がすれ違いの為、各コーナーで待機しているのです。残念ながら快適なダウンヒルとはいきませんでした。日曜日に来なければなりません。
AM . 10 : 50 「羽佐古」着。(国道156号線出合い)
下り降りた「羽佐古」の丁字路には道標が建っており
「右のヽくら道 左八まん道」と刻んでありました。
このまま目の前の国道156号線を北上しても良いのですが、意外と渋滞しています。すぐに対岸に渡り、いつもの県道61号線を走ることにしました。
こちら側はウソのように静かです。
川と線路と道が並行して走っていて、
時々「長良川鉄道」の写真を撮りに来ている人を見かけます。
AM . 11 : 55 郡上八幡駅着。
「徹夜踊り」で有名ですが、土曜の昼中とあって駅の待合室は閑散としていました。観光客らしきが二人いるだけです。
小休止の後、いよいよ堀越峠に向かいます。
PM . 0 : 20 「八幡大橋南」交差点着。
       (国道472・256号線分岐)
この三叉路交差点を左に取ると飛騨高山に続く「せせらぎ街道」となります。今日は右にとって和良方面に向かいます。しばらく走るとゲートが現われ、堀越峠の登りが始まりました。この辺りに来ると、さすがに木々の色づきが目立つようになります。 ヘアピンカーブにお不動様があり、大岩をバックに紅葉と赤いのぼりが印象的でした。
道は大きなヘアピンを繰り返し、ジワジワ高度を上げていきます。
奥美濃の山々や八幡の街並みも見えるようになりました。
PM . 1 : 05 堀越峠着。(527m)
厳しい登りも30分強で終了し、大きなヘアピンカーブの変形三叉路の峠に到着しました。
峠の手前で追い越していく車から、「ガンバレ!」と、野太い声が掛かりました。
相当ヘバッテ見えたのでしょう。
さすがに国道だけあって広く、コンクリート製の道標もあります。(写真中央)
今までの峠と違い、広すぎて居場所がない感じです。小休止の後「美山」へ向かいました。

国道256号線の美山集落内の丁字路を右折、西和良郵便局前を通り
県道63号線出合い「州河」へ南下します。

民家の軒先に干し柿が吊るされていて、秋の柔らかい日差しをいっぱいに受けています。
道路脇の草木も、少しだけ秋色に、
派手な朱色の鳥居も、
  心なしかあわれに見えます。
PM . 1 : 45 州河着。(県道63号線出合い)
PM . 2 : 20 野々倉着。
(州河ー落合ー野々倉)名のある「峠道」の様に思われるのですが、
適当にWebで調べただけでは分かりませんでした。
PM . 3 : 00 火打峠着。
前回この下の新しいトンネルを通った時に、「もしかして?」と思ったのです。手前の細道を辿るとすぐに到着しました。小那比と上之保との境界線にあるのですが、もう完全に廃道です。とにかくパスハント成功ということで、ヘアピンをひとつこなして本線に合流しました。
小那比川に沿って上之保から下之保へ、
秋の日ざしの中をゆっくり走りました。

PM . 3 : 45 道の駅「平成」着。
    ソフトクリームに直行です。

     本日総走行距離 88km

長々と書いてしまいました。 ご容赦あれ。
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やまであいましょう。