今回は西濃の小さな峠を周回しました。
この夏の暑さは異常です。
例年、仕事場の冷房が強すぎて夏バテはいつものことですが、頑健な人でもどうにかなってしまうくらいです。こんなに暑い夏も覚えがありません。

とにかくタルミがち!
「活!」を入れに走ってみました。

AM. 9:00 自宅出発。

AM.10:15 林道「池田ー垂井線」入り口着。
池田温泉を過ぎて少し行くとヘアピンカーブに分岐があり、池田山への林道を右に分けます。
この林道も近い内に走らなければなりません。

AM.10:30 池田ー垂井町境界着。
「梅谷越え」の峠には走り出してすぐ到着しました。
約2kmの短い登りでした。
ひとつ残念なことは、
なかなか良いヘアピンが連続していたことです。
できれば下りに使いたいところです。
たどり着いた峠は狭い切り通しでした。
木立におおいつくされ視界はありません。
小さな窓の向こうに景色があれば、
峠の雰囲気が出るのですが・・・。
池田町側にお地蔵様がいました。
峠からは意外と快適な下りが続き、アッという間に垂井町のはずれに下りてきました。
コンビニで買い物を済ませ出発しようとしたのですが、なんと前輪がパンクしています。
あまり覚えていないのですが、ガツンとリム打ちしたようです。
MTBのイボイボタイヤで遊んでいた為、優しい乗り方ができないのでしょう。
駐輪場の日陰をかりてスペアと交換したのですが、汗が滝のように流れました。
PM. 0:00 林道「川合ー垂井線」入り口着。
関ヶ原町大高から「明神の森」の案内板に従い岩手(いわで)峠に向かいます。
狭い林道はいきなり強烈な勾配で始まりました。
そしていつまでたっても急勾配です。(もちろん、私にとってですが・・・)
38℃だの40℃だの、連日とんでもない最高気温になっています。この日も強烈な暑さで「熱中症」という言葉が頭をよぎり、気分も悪くなってきました。どうにかなってしまいそうで不安になってきた時、「明神の森」の少し下に細い水流。頭からかぶると、不思議なくらいに回復しました。大袈裟ですが、「地獄に仏」・「九死に一生」という感じです。ありがたい「ちからみず」になりました。日照り続きで水量が少ない為水槽の底に泥が溜まっており、飲むことは出来ませんでしたが、本来もっとしっかりした水量なのかもしれません。なんせ立派な水槽なのですから。
PM.0:45 「明神の森」着。
たどりついた「明神の森」はいくつかの遊歩道・展望台・駐車場が整備された公園になっており、管理棟には休憩場やトイレなどがありました。他に来園者は見当たらず車が一台あるだけです。管理棟で「岩手峠」に付いて聞いてみたのですが、それらしい目印はなく、「公園整備の時に分からなくなってしまったのでは?」という答えです。
峠の正確な位置は分かりませんが、もう登りはなく、とにかく郡界境界線を目指します。
途中「明神神社」に立ち寄りました。
PM.1:20
「春日村・
これよりきみがよ街道」標識着。
関ヶ原町と春日村の境界標識ですが、これの少し手前が最高点になっていると思います。
しかし、国土地理院の「岩手峠」位置とは違います。
PM.1:25 R257と林道池田ー明神線分岐着。
先ほどの「春日村」標識からしばらく下っていくと、池田山を経由して今朝の「梅谷越え」林道分岐に続く「池田ー明神線」の分岐に出合いました。
         
(イラストマップの現在地)
国土地理院に表記されている「岩手峠」はこの「現在地」からわずかに池田線側に入った所なのですが、それと分かる標柱などは見当たりません。「池田線」方向を少し探しましたが、やはり見つかりません。
(帰宅後Webで調べてみると、皆はっきりした確証はなく、先の「春日村」標識から少し戻った所か、このイラストマップのある分岐点の二通りを「岩手峠」と考えているようです。)
「岩手峠」を確認できなかったのは残念ですが、まあ良しとして春日村へダウンヒルの開始です。林道は沢沿いに付いており、木陰もあって気持ちの良い走りでした。
人家が出だすと、急な斜面に茶畑が見られるようになります。今日、山の緑は植林が増え、「黒い感じ」の緑です。酷暑の今日などは暑苦しいばかりですが、お茶畑の柔らかいみどりが一瞬涼しさを与えてくれました。
峠から川合集落までかなりの距離ですが、殆ど下りで快適この上無しです。そして川合から揖斐川町までも快適なはずなのですが、思わぬトラブルが発生してしまいました。
タイヤのウォール部分が10mm強切れてパンクしてしまったのです。
MTBでどんなに角張った石の上を走ってもウォール部分が切れるようなことはなかったのですが、やはり「軽量化」のせいでしょうか? 「バンッ!」と突然音がして、とっさにペダルのバィンディングから靴を外すことが出来ず、フラフラ転んでしまいました。スペアチューブはもう無いのでパンク修理し、タイヤの傷口には気休めにガムテープを二重に裏から表から貼り付けました。快適ダウンヒルで汗が引いていたのですが、また滝のように滴り落ちてきました。次回からスペアチューブは二本持った方が良さそうです。タイヤの傷口が心配なのでもうスピードを出すことはできません。我慢してゆっくり岐阜に向かいました。
帰宅後、林道「池田ー明神線」を調べると新しく整備されたもので、四輪でも快適に走ることが出来るそうです。あの様子では交通量も大した事無いので、次回トライしたいと思います。
本日総走行距離ー91km
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