new iMac ハードディスク換装レポート」でやり残した内蔵冷却Fan交換をレポートします。
全くの「電気オンチ」の為あきらめていましたが、ハッチャンのアドバイスで無事成功しました。
Apple純正冷却Fanは市販パーツで売られている物とはいくつかの点で違いがありました。
Fan本体から出ているケーブルコネクタのオス・メスが反対であること。またその大きさは少し小さく、PCショップで見つけることは出来ません。そして乾電池でFanの動作を確認して分かったのですが、市販のFanはそのラベル面から前方に風が吹き出すのに対し、iMacの純正Fanはラベル面から後方に風が吹き出すようになっていました。
Fan本体から出ている3本のケーブルの意味ですが、「は(+)、は(−)、他はセンサーというのが一般的」というアドバイスをハッチャンからもらって、なんとなく出来そうな気になりました。
出来る限りオリジナルのパーツに手を加えたくないので、市販Fanに付属品として同梱されていたコネクタセットからオスのコネクタをケーブルと共に切り、その樹脂カバーの一部をカッターで欠き取りました。これでiMac本体側コネクタに繋げられるようになりました。
new iMacのFanはドーム型ボディーの内側天井部に取り付けられており、底面横の多数の吸気口から外気を取り入れ、ボディートップの排気口から内部で暖められた空気を吐き出しています。
その為か、純正Fanは一般のFanと違ってラベル面から後方に風が吹き出すようになっているのかもしれません。扇風機のように風を当てるFanではなく、換気扇Fanとして取り付けられているようです。

【内蔵冷却Fan交換の結果】
iMacのばらしに少し慣れてきて作業はスムースに終了しました。パワーボタンを押した瞬間にFanの動作音がしてホッとします。動作音は期待したほど下がらなかったのが残念ですが、ちゃんとボディートップの排気口からなま暖かい風を吹き上げています。今まであまりiMacのボディーに触れることがなかったのですが、予想以上に熱くなっています。ハードディスクが回転数の高いものになり発熱量が増えたものと思われます。しかしながら、システム・重いソフトの起動時間や動作がかなり速くなり快適です。みなさんもトライしてみてはいかがでしょうか?
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